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       □■□ うつくしま教育通信 Vol.139 □■□2015.12.21

  発行:福島県教育委員会        http://www.pref.fks.ed.jp/

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☆☆ 目次 ☆☆ 
◎リレーエッセイ
  県教育委員会委員     蜂須賀 禮子(はちすか れいこ)
◎日々の思い
  前会津高等学校長     箱﨑 二三彦(はこざき ふみひこ)
◎お薦めの一冊コーナー 
◎学校自慢コーナー
  飯舘村立草野・飯樋・臼石小学校
  西郷村立西郷第一中学校
  福島県立聾学校会津分校
  福島県立聾学校高等部
  福島県立平商業高等学校
◎お知らせ
◎編集後記

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◎リレーエッセイ 

「夢を持つこと」が生きる力
               
        県教育委員会委員   蜂須賀 禮子(はちすか れいこ)

 12月16日の教育委員会定例会において、このたび福島県教育委員会
委員長に推挙され、24日から就任することとなりました。
 本県において、4月より新教育委員会制度になる重要な時期に、委員長を
務めるという重責に大変身の引き締まる思いです。
 高橋前委員長が、一年前の就任の折に「子供たちに夢を与えるような教育を
目指したい」と申していましたが、私も同じ様に子供たちが夢を持つことが
できる教育を目指したいと思います。

 11月1日「ふくしま教育の日」に教育フォーラムが行われました。
本県の若者の代表6名と、講演したブラインドサッカー日本代表強化指定選手の
加藤健人さんは、夢を持つことによって目標ができるということを
発表していました。
 本当にそうだと思いました。

 前回のリレーエッセイでも申したとおり、私の仕事は花屋です。
 幼い頃からの夢である、花屋になることを実現するためには、
取得しなければならない資格や技能がたくさんありました。
 夢を実現するため、私は小学4年生から親に生け花教室に通わせて
もらいました。あまり豊かではなかった時代のことですので、親は
大変だったと思います。
 今になって親はすごいと思います。子供が目標に向かって歩きはじめた時、
親も一緒に歩いてくれました。勉強しろとはあまり言われなかったと思います。
しかし、お花の稽古をさぼったことに対しては激しく叱られたことを
覚えています。   

 家業を継ぎたい、学校の先生、病院の先生、パン屋さん・・・福島の為に
何か役に立つ仕事に就きたいなど、子供たちの夢は無限大だと思います。
そんな子供たちの夢が実現するよう少しでもお手伝いをしたいと思います。

 夢を持つことによって目標ができ、それが生きる力となる。
すべての子供たちが生きる力をもっと感じることができるように、
教育委員長として微力ながら力を尽くしていく所存です。
 これまで以上の御指導御鞭撻をお願い致します。
 
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◎日々の思い

「日々への想い」
 
        前会津高等学校長 箱﨑 二三彦(はこざき ふみひこ)

 退職して8ヶ月が過ぎ、今年も終わろうとしています。初雪が降り、寒さも
一段と厳しくなる師走を迎え、改めて時の流れる速さに驚いています。
 生徒たちと一緒にいることが当たり前だった生活、そこから離れてしまった
現実に、今なお一抹の寂しさを感じながらも、充実した日々を過ごそうと
私なりに心掛けているところです。

 4月当初は、「時間のゆとり?」に困惑して、複雑な気持ちが交錯する日が
続きました。退職後も、ふくしまの復興に少しでも役に立ちたいとの気持ちが
あったため、あまりにもかけ離れた生活に、忸怩たる想いが募りました。

 私たちが経験した東日本大震災の爪痕は、未だに大きな影を落としていると、
常々痛感させられています。
 大震災は、教育に携わる私たちにとって、大きな試練と多くの教訓を
残しました。

 震災直後、食べ物にさえ窮していた惨状の時、県民の方々が強く求める声が、
新聞紙上に大きく報じられました。その一つが教育環境の再開を最優先に
望むものでした。いかなる時にあっても、子ども達が学べる環境を創り上げること、
それは大人として当然の責任であり、子ども達の笑顔や頑張る姿を見ることで、
未曾有の困難を乗り切っていく心の支え、励みにしたい、との願いでした。
 あの当時、県民の教育に寄せる期待を知ったとき、改めて職責の重さを痛感し、
ふくしまの復興や、再生に向けた覚悟を強くしたことは忘れられません。

 6月に入り、隣県の高校に出向く機会が多くなりました。門扉を固く閉めて、
入校を厳しく制限するなど、本県とは違う雰囲気に戸惑うことが数多く
ありました。
 地元の方々から、本県を不安視する声があることを聞いて、改めて風評被害が
根強いことも知りました。本県の現状を正しく理解して、伝えようとする
訪問先の先生方の姿勢、その温かい激励に応えたいと、有意義な発信となるように
努めているところです。

 今春、退職する最後の言葉として、「日新(日に新たに、日々に新たに)」を
生徒達に贈りました。今日一日を、初々しい感動、昨日とは違う新しい自分を
模索して、日々新たに進歩して成長したいと願う気持ちを大切に、激動の時代を
乗り越えて欲しいと語りました。

 私自身も、生徒達を裏切らないよう肝に銘じて、今日を大切に生きることを
目標に、頑張っていきたいと考えています。

※ 箱﨑二三彦先生は、平成26年度教育者表彰(文部科学大臣表彰)を
  受賞されました。

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◎お薦めの一冊コーナー

 このコーナーでは、福島県立図書館司書のお薦めの一冊を御紹介します。

○おすすめの一冊

『三十年後』
         (星一/著  新潮社 2015)

 いわき市出身の実業家であり政治家、星一。彼が大正7年に出版した小説を
「ショートショートの神様」として知られる息子、星新一が要約し、孫娘の
マリナが監修したのが、この本です。
 タイトル通り30年後の大正37年(実際の昭和23年)を想定して
書かれたこの話には、単なる夢物語ではない、作者の未来社会への祈りが
込められているようにも感じられます。
 巻末には「資料編」として、星一や星家に関する情報が紹介されています。 

  県立図書館024-535-3218
  https://www.library.fks.ed.jp/

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◎学校自慢コーナー

 このコーナーでは、各学校の特色ある取組を御紹介します。詳しい内容を
県教育委員会のホームページで紹介していますので、御覧ください。   

○『体力向上・健康推進への取組 -3校協力体制- 』

                 飯舘村立草野・飯樋・臼石小学校

 飯舘村立草野小学校、飯樋小学校、臼石小学校は、現在、川俣町の
仮設校舎で、3校で統一した教育目標「学びを楽しみ ふるさとを愛し 
たくましく生きる」の具現化に向け、学校の枠にとらわれず、3校協力体制のもと
教育活動を営んでいます。
 本校は,スクールバス通学の児童が多いので、運動量の不足が課題の一つに
なっています。そのため,3校の職員が一緒になって、健康・体力向上推進チームを
組織し、児童一人ひとりの体力の向上を図ること、児童が自分自身の健康を
意識した生活を送れるようにすることを目指して、様々な教育活動を展開しています。

  飯舘村立草野・飯樋・臼石小学校の学校自慢のページへ
→ http://www.pref.fks.ed.jp/school/soso_s/s_iitate_kusanoiitoiusuisi1512.pdf
  飯舘村立草野・飯樋・臼石小学校のホームページへ
→ http://www3.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=0710087
  
  
○『合い言葉は「テーマを持つ」 』

                 西郷村立西郷第一中学校

 「体力向上&学習タイム」
 男子が清掃の日、1・2年の女子は体育館で体力向上、3年女子は視聴覚室で
集中学習。女子が清掃の日は、男子が行います。これによって、体力と学力の
向上を図ります。
 「2つのナンバーワン」
 本校の数ある優勝旗の中で、一際輝く2つの優勝旗。それは、何の優勝旗でしょうか。

  西郷村立西郷第一中学校の学校自慢のページへ
→ http://www.pref.fks.ed.jp/school/kennan_t/t_nisigo_nisigodaiichi1512.pdf
  西郷村立西郷第一中学校のホームページへ
→ http://www.nishigo1-j.fks.ed.jp/


○『子どもたちの読み取る力、表現する力、伝え合う力を
  高めることを目指して』

                 福島県立聾学校会津分校

 本校では、日常の学習活動はもとより、居住地校での交流や体験活動、
作品展への参加などの諸活動を含め、教育活動全体を通して子どもたちの
言語活動の充実を目指しています。
 今年度は、新たに会津若松市の移動図書館車が毎月来校してくださることとなり、
子どもたちはその日を心待ちにするとともに、これまでもお世話になっている
ボランティア団体による読み聞かせもとても楽しみにしており、子どもたちの
言語活動の充実に着実につながっています。
 
  福島県立聾学校会津分校の学校自慢のページへ
→ http://www.pref.fks.ed.jp/school/aizu_k/k_rou_aizu1512.pdf
  福島県立聾学校会津分校のホームページへ
→ http://www.fukushima-sd-aizu.fks.ed.jp/


○『進路実現を目指して~高等部 進路学習報告会~』

                 福島県立聾学校高等部

  高等部では、一人一人の進路実現に向けての取り組み状況ついて報告する
「進路学習報告会」を毎年実施しています。1、2年生は主に職場体験実習の
報告を、3年生は進路現向けて1年次から取り組んできたことを具体的に
発表します。
  高等部だけでなく、幼小学部や中学部の幼児児童生徒や教職員、保護者にも
公開することより、学校全体で進路ついての意識を高める良い機会と
なっています。
 
  福島県立聾学校高等部の学校自慢のページへ
→ http://www.pref.fks.ed.jp/school/kentyu_k/k_rou1512.pdf
  福島県立聾学校高等部のホームページへ
→ http://www.fukushima-sd.fks.ed.jp/


○『東京国際フランス学園aefe訪問』

                 福島県立平商業高等学校

 平成27年度の生徒会研修として東京国際フランス学園を訪問しました。
 
  福島県立平商業高等学校の学校自慢のページへ
→ http://www.pref.fks.ed.jp/school/iwaki_k/k_tairasyougyou1512.pdf
  福島県立平商業高等学校のホームページへ
→ http://www.taira-ch.fks.ed.jp/

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☆☆お知らせ☆☆

 ここからは12月のお知らせコーナーです。

◎ 福島県教育委員会からのお知らせ
 ○講師を募集しています!
   福島県立学校(高等学校・特別支援学校)、福島県公立小中学校の
  臨時的任用教員を募集しています。
   詳しくはこちらを御覧ください。
   http://www.pref.fks.ed.jp/recruit.html


◎ 福島県教育センターからのお知らせ
 ○ぜひお出でください!
  平田オリザ震災復興特別講演会「対話のレッスン」
      ~コミュニケーション教育の現在~
    期 日:平成28年2月23日(火)14:00~16:00
    会 場:福島県教育センター 講堂

  近頃の若者に「コミュニケーション能力がない」というのは、本当なのか。
  「子どもの気持ちがわからない」というのは、何が問題なのか。
  東京藝術大学アートイノベーションセンター特任教授(劇作家・演出家)
 平田オリザ氏をお招きして、“アクティブ・ラーニング”などの教育改革の
 キーワードをもとにお話していただきます。

  詳細につきましては、こちらを御覧ください。
  http://www.cms-center.gr.fks.ed.jp/?page_id=1264


◎ 会津自然の家からのお知らせ
 ○会津自然の家スノーフェスタ
    開 催: 平成28年2月14日(日)
    募 集: 平成27年12月1日(火)~ 平成28年1月14日(木)
    会 場: 猪苗代スキー場
    参加対象:県内の小・中学生を含む家族
         (子どもだけで参加することはできません。)

    会津自然の家 0242-83-2480
    http://www.aizu-nc.fks.ed.jp/


◎ 福島県文化財センター白河館「まほろん」からのお知らせ
 ○コラボ展 まほろん&発掘ガール
   「猪苗代湖周辺の考古学」
    郡山女子大学短期大学部が発掘調査を行ってきた会津若松市
   笹山原NO.16遺跡と、まほろん収蔵資料とを対比して展示します。
    これにより、旧石器時代から平安時代までの猪苗代湖周辺の
   暮らしぶりを浮かび上がらせます

    期 間:平成28年1月9日(土) ~ 平成28年2月14日(日)    
    入館料:無料
   
    まほろん 0248-21-0700
    http://www.mahoron.fks.ed.jp/

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□■□ 編集後記 □■□

 12月24日から蜂須賀委員が教育委員長になられます。
 リレーエッセイをお読みいただければわかりますが、とても温かく、教育への情熱あふれる
素敵な女性です。
 学校をはじめ福島大学、教育センター、NPOと、教育に関わる業界には、仕事に熱心で
人間的な魅力あふれる女性がとても多く、一緒に仕事をするとたくさんの元気を
いただきます。

 しかしながら、福島県の公立学校における女性管理職の割合は、全国平均に達しておらず、
特に教頭の割合は低い傾向にあります。
 その背景について、残念ながら周りが管理職に育てようという意識が十分ではないからという
御意見がありました。

 男性も女性も「女性は家庭を守るもの、子育てをするもの」「男性こそマネジメントが上手」
という先入観を捨て、能力のある方には、学校のリーダーになる上で必要な経験を
意図的にどんどん与えて、自信をもたせていただきたいと願うばかりです。

 ちなみに毎年この時期になると、私の身の回りで今年最も活躍した人を
Woman Of The Yearとして勝手に表彰しています。
 ぜひ、読者の皆さんも今年一年、最も努力されていたと思う女性を
称えてみてください。

 今年も一年、御愛読ありがとうございました。

                      教育総務課長 大類 由紀子(おおるい ゆきこ)

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■配信の申込み等に関して
 配信の申込み、停止は次のページにてお手続きください。
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■このメールについて
 ・お問い合わせは、福島県教育庁教育総務課へお願いします。
  電話 024-521-7759
  メールアドレス k.kouhou@pref.fukushima.lg.jp
 ・このメールの再配信は御遠慮ください。
 ・このメールは携帯電話の形式には対応しておりません。

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 編集・発行 福島県教育委員会
 発行日 平成27年12月21日(月)
  http://www.pref.fks.ed.jp/
  e-mail k.kouhou@pref.fukushima.lg.jp

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