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       □■□ うつくしま教育通信 Vol.124 □■□2014.9.22

  発行:福島県教育委員会        http://www.pref.fks.ed.jp/

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☆☆ 目次 ☆☆ 
◎リレーエッセイ
  県教育委員会委員  佐藤 有史(さとう ゆうし)
◎日々の思い
  前福島市立福島第一小学校長 福井 一明(ふくい かずあき)
◎お薦めの一冊コーナー
◎学校自慢コーナー
  南会津町立田島第二小学校
  古殿町立古殿中学校
  福島県立福島西高等学校
◎お知らせ
◎編集後記

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◎リレーエッセイ 

 「健康」

           県教育委員会委員 佐藤 有史(さとう ゆうし)

 「継続は力なり」という言葉がある。同じ様な意味で「石の上にも三年」
「千里の道も一歩から」ということわざもある。普段の生活の些細なことでも
目標、目的があれば通じるという意味の言葉だろう。

 私自身のことになるが最近心掛けていることがある。極力だが、アルコールは
少なめに油分を制限した食事、いわゆる食事療法と適度なウォーキングだ。
ダイエットというわけではなく、私の肝臓もついに悲鳴をあげてしまった
というのが実のところだ。γ−GTPが通常値の約4倍近い検査結果が
出てしまったのがきっかけだった。思い返すと30歳の時から呑むことも
仕事のひとつだと思い無理を重ねてきた付けが回ったのだろう。
40半ば近くなると無理もきかなくなってしまっているということだ。

 歳をとった人たちの無尽の話題で病気話が盛り上がると聞いたことがある。
糖尿病に痛風、肝硬変、どれも成人病といわれる贅沢病の類での
数値自慢をする呑み話だ。若い時は全く興味もなく、自分には関係の
ないことと思うのも健康であれば当たり前だ。今となっては病気とうまく
付き合っていくための貴重な情報源になるだろう。
 なんでもそうだが、「すぎる」ことはよろしくない。オーバーワークに
連夜呑み会での過度なアルコールの摂取は身体にも精神的にも良い影響はない。
何事も「ほどほど」がいいのだろう。

 もともと、健康回復のために始めたウォーキングだが、高校の時からの
腰痛持ちで、悪化してからの5年間は走れないでいたのだが、競歩的な
ことをして慣れてきたところで、50m走ってみた。次は100m、200mと
徐々に距離を長くし、今では1500m位はジョギング程度で走れる様になった。
フルマラソン参加まではいかなくでも、当面の目標は来年の
鶴ヶ城ハーフ・マラソンに参加できるように体力・体調を整えていきたい。

 県教育委員会の事業で、娘が通う小学校の「親子の学び応援講座」で子どもの
早起きをすすめる会発起人の星野恭子先生の講演を聞かせていただいた。
 早寝・早起き・朝ごはんの大切さを小学1年生から6年生、そして大人にも
わかりやすく、ピアノ伴奏での小劇(先生方が台詞を担当していました)、
パワーポイントでの紙芝居などを使って説明されていた。
 子どもたちの「夢」を実現するため生活習慣の重要性、成長ホルモンの
分泌の効果を実際の悪影響の例を挙げながら、医学的、心理学的に
裏付けられた改善方法まで親切に説明いただいた。

 健康の基本となる生活のリズムの確立、適度な運動、栄養の偏らない食事、
そして十分な睡眠を毎日実践することを心掛けながら、健康維持に
努めていきたいと思っている。

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◎日々の思い

 「先生はえらい」

           前福島市立福島第一小学校長  福井 一明(ふくい かずあき)

 本の題名です。著者は、内田 樹先生。内田先生によれば、最初から
えらい先生や誰にとってもいい先生は存在しない。あなたが「えらい」と
思った人、それがあなたの先生です、とのこと。中・高校生向けに、平易な
語り口で書かれています。しかし私にとっては、奥の深い哲学書のように
思われました。学ぶとはどういうことか。どういう学びから、自分にとって
なくてはならない先生が生まれるのか。これらを追い求める大切さを説いた、
なかなか手強い本です。

 ほしいものを何でも与えてくれる先生。しかも、わかりやすく
与えてくれる先生が、尊敬に値する先生だと勘違いしていませんか。
内田先生は、こんな警鐘を鳴らします。

 「学びとは、何かを与えてくれるのをひたすら受け取ることではありませんよ。
学ぶ側の主体性がなければ、学びは成立しません。同じ先生から同じことを
学ぶ生徒は二人といません。そこに私たちが学ぶ理由があるんです。(中略)
学びには二人の参加者が必要です。送信するものと受信するものです。
そしてこのドラマの主人公はあくまでも『受信者』です。先生の発信する
メッセージを弟子が『教え』であると思い込んで受信してしまうというときに
学びは成立します。」と諭されます。いかがでしょうか。

 震災からの復興を担う人材には、どんな力が必要なのでしょうか。
私は、これを明らかにするところから、ふくしまならではの教育がスタートすると
思っています。これを見つけ出すヒントは、震災以降今日までの大人たちの
姿のなかにあります。復興がなかなか思うように進まないのは、間違いなく
私たちに何か足りないものがあるからでしょう。足りない何か、それこそ
復興に必要な力そのものである可能性があります。

 自分たちが一番よく知る地域のことまでも、誰かに決めてもらおうとする
大人たち。先送りと丸投げしかしない大人たち。何でも誰かに
してもらおうとする大人たち。これまでにたくさんの大人の姿が
批判されてきました。しかし、批判するだけでは、大切なものは見つかりません。

 目を背けたくなるような姿にも正面から向き合い、そこから発信されるものを
「教え」として受信できるのは、ふくしまで踏ん張ってきた私たちだけかも
しれないのですから。えらい先生を見つけるチャンスが目の前にあります。
このチャンスを見逃す手はないと思いませんか。

 ※福井一明先生は、平成25年度教育者表彰(文部科学大臣表彰)を
  受賞されました。

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◎お薦めの一冊コーナー

 このコーナーでは、福島県立図書館司書のお薦めの一冊を御紹介します。

 ○おすすめの一冊
  『八月の六日間』
    (北村薫/角川書店/2014年)

  主人公は雑誌の編集者。休みには単独で山へと向かいます。
 携行品はどうするか、頂上を極めるか体力を優先するか…そんな選択の連続。
 また、職業人として、年齢を重ねてきた女性として味わってきた、仕事や
 交友にまつわる喜びや悲しみが語られます。
  彼女がリュックに入れる文庫本にもご注目。自然の描写も美しく、尾根を
 渡る風が頬に感じられるような、繊細ながら力強い一冊です。

                       (県立図書館司書 R.W) 

  県立図書館024−535−3218
  http://www.library.fks.ed.jp/

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◎学校自慢コーナー

 このコーナーでは、各学校の特色ある取組を御紹介します。詳しい内容を
県教育委員会のホームページで紹介していますので、御覧ください。   

○『夢に向かって努力し、心豊かでたくましく生きる子どもの育成』

                             南会津町立田島第二小学校

 本校の「親和的な学級(学習)集団づくり」の取組を御紹介します。
 ● Q−Uアンケートの活用
    Q−Uアンケートの実施及びその活用方法について、県教育センターから
   指導主事を招き、各学級ごとに具体的に指導をいただいています。
   それをもとに、学級経営の方針を定め、個別面談を実施するなど、
   学級づくりを進めています。
 ● 授業における「ルール」の確立
    基本となるルールを全職員の話し合いで決め、そのルールをすべての
   授業に取り入れています。
 ● 「リレーション」の確立
    人間関係が固定化しがちな少人数の学級集団において、互いに構えのない
   本音の交流ができるように、班活動や係活動、学校行事などを通して
   子供同士のつながりを深めています。また、その充実にむけた研修も進めています。

  南会津町立田島第二小学校の学校自慢のページへ
→ http://www.pref.fks.ed.jp/school/miaizu_s/s_minamiaizu_tajimadaini1409.pdf

  
○『総合的な学習の時間の取組』

                             古殿町立古殿中学校
 
 本校では、総合的な学習の時間を利用して、1年生でブリティッシュヒルズ研修、
2年生で職場体験学習、3年生でそば打ち体験学習を行っています。体験活動や
人との交流を通して、自己の生き方を考えるとともに、ものの見方や考え方を
身につけることに重点をおいて取り組んでいます。

 古殿町立古殿中学校の学校自慢のページへ
→ http://www.pref.fks.ed.jp/school/kentyu_t/t_furudono_furudono1409.pdf


○『西高の風景A 〜西高のキャリア教育〜』

                             福島県立福島西高等学校

 福島西高は、普通科・数理科学科・デザイン科学科の3つの学科からなる学校
です。福島西高では、毎年6月に、1年生は総合学習で、自分の将来を深く
考えるための取組を行っています。また、2・3年生では「一日大学」を
通して、知の最先端である大学で研究されている先生方から授業をしていただき、
将来にわたって学び続ける大切さを考えていきます。
 
 福島県立福島西高等学校の学校自慢のページへ
→ http://www.pref.fks.ed.jp/school/kenpoku_k/k_fukushimanishi1409.pdf
 福島県立福島西高等学校のホームページへ
→ http://www.fukushimanishi-h.fks.ed.jp/

 
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☆☆お知らせ☆☆

 明日は秋分の日。秋の訪れをそこかしこに感じる頃となりました。
学校は、運動会や学習発表会、文化祭など行事のシーズンです。
 さて、ここからお知らせコーナーです。
   
◎「みんなで築こう男女共同参画社会」平成26年度公開授業のお知らせ

 男女がともに尊重され、自分らしく生きることができるよう男女共同参画社会を
推進することが望まれています。男女共同参画社会の推進は、学校、家庭、地域の
それぞれにおいて行う必要があり、その実現には、一人一人が正しい認識をもつ
ことが大切です。
 そこで、小・中・高等学校において公開授業を行うことにより、児童、生徒のみ
ならず、保護者や地域住民の方々に対し、男女共同参画社会について理解を深めて
いただくことにしました。
 今年度は下記のとおり県内4地区の学校で実施します。公開授業ですので、
保護者の皆様をはじめ、地域の方どなたでも参観できます。
 この機会に、小・中・高校生と一緒に男女共同参画について考えてみませんか?
 なお、公開授業の時間が前後する可能性もありますので、学校もしくは下記まで
お問い合わせの上、お出かけ下さい。

<実施校>
 ○県北…福島市立蓬莱中学校、県立福島商業高等学校
 ○県中…平田村立蓬田小学校、県立安積黎明高等学校
 ○会津…会津若松市立第五中学校、県立耶麻農業高等学校
 ○いわき…いわき市立小名浜第三小学校、県立いわき総合高等学校

  高校教育課 024−521−7773
  詳しくはこちらを御覧ください。
   → http://www.koukou.fks.ed.jp/htdocs/?page_id=54


◎教育総務課からのお知らせ
 ○「平成26年度教育フォーラム」  

 東日本大震災から3年半を経た今、改めてふるさとへの思いとふくしま再生に
かける情熱を、中高生、大学生、社会人の代表に発表してもらい、本県の若者の
決意と底力を県内外に発信することを目的として、下記のとおり教育フォーラムを
開催します。
 現在、傍聴者を募集(10月20日締切)しています。どうぞふるって
御応募ください。

  日 時:平成26年11月1日(土)  13:00〜16:20 (受付12:30〜)
  会 場:福島県立安積黎明高等学校
           (郡山市長者二丁目3番地3)
       ※駐車場はありません
  テーマ:「いま再び ふくしまからのメッセージ」

   教育総務課 024−521−7759
   詳しくはこちらを御覧ください。
    → http://www.pref.fks.ed.jp/foramu/26tirasi.pdf


◎いわき海浜自然の家からのお知らせ
 ○秋のオープンデーを開催します!! 

 とっておきの青い空、青い海があるいわき海浜自然の家で、秋の一日を
楽しんでみませんか。          

    日 時:平成26年9月28日(日) 9:45〜15:00 
                         雨天決行
    主な体験活動:キーホルダー作り、草木染め(要予約)
          ファミリーゴルフ、焼き芋無料配付など

   いわき海浜自然の家 0246−32−7700       
   http://www.iwaki-nc.fks.ed.jp/ 


◎会津自然の家からのお知らせ
 ○今年もやります!みんなおいでよ!
   「第11回会津自然の家あったかふれあいまつり」

 本所の各種プログラム体験や協力団体の体験コーナー、各種売店、
昼食バイキング、お風呂の開放など、楽しいイベントを行います。
 ご家族、お仲間お誘い合わせのうえ、お出かけください。

    日 時:平成26年10月19日(日)9:30〜15:30
    主な体験活動:カヌー、フィールドアスレチック、ダンス発表、
             水の生き物、ピザづくり(要予約)、手びねり体験(要予約)など
                  ※大浴場開放(13:30〜)

   会津自然の家 0242−83−2480
   http://www.aizu-nc.fks.ed.jp/

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□■□ 編集後記 □■□

 今号から初めての試みとして、「日々の思い」を平成25年度教育者表彰
(文部科学大臣表彰)受賞者に書いていただくこととなりました。

 最初に書いていただいた福井先生からは、あらゆる人や事象から学びを
得られるかどうかはその人次第であり、福島に住む私たちにこそ、その機会が
開かれているとの有意義な示唆をいただきました。

 さて、県教育委員会では、「ふくしま子ども夢宣言」推進事業の一貫として、
小学6年生を対象に「ありがとうの気持ちを忘れない」というテーマで作文を
募集しました。
 今年は2,434点の作品を応募いただいています。一部読ませて
いただきましたが、身近な人や日々の生活から多くのことを感じ取り、
自分なりに深め、未来に生かそうとする内容ばかりで、あるべき「受信者」の
姿がそこにあるように思いました。

 11月1日(土)開催の「教育フォーラム」開会前に、本作文コンクールの
最優秀賞受賞者を表彰し、あわせて作品を披露してもらう予定です。
 ぜひ足を運んでみてください。

             教育総務課長 大類 由紀子(おおるい ゆきこ)

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■配信の申込み等に関して
 配信の申込み、停止は次のページにてお手続きください。
 http://www.pref.fks.ed.jp/mailmagazine.html

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■このメールについて
 ・お問い合わせは、福島県教育庁教育総務課へお願いします。
  電話 024-521-7759
  メールアドレス k.kouhou@pref.fukushima.lg.jp
 ・このメールの再配信は御遠慮ください。
 ・このメールは携帯電話の形式には対応しておりません。

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 編集・発行 福島県教育委員会
 発行日 平成26年9月22日(月)
  http://www.pref.fks.ed.jp/
  e-mail k.kouhou@pref.fukushima.lg.jp

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