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       □■□ うつくしま教育通信 Vol.116 □■□2014.1.20

  発行:福島県教育委員会        http://www.pref.fks.ed.jp/

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☆☆ 目次 ☆☆ 
◎日々の思い
 教育庁理事兼政策監 尾形 淳一(おがた じゅんいち)
◎リレーエッセイ
 県教育委員会委員  境野 米子(さかいの こめこ)
◎お薦めの一冊コーナー
◎学校自慢コーナー
 湯川村立勝常小学校
 伊達市立桃陵中学校
 福島県立石川高等学校
 福島県立聾学校福島分校
◎お知らせ
◎編集後記

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◎日々の思い
       
「今年も宜しくお願いいたします」          
         
             教育庁理事兼政策監  尾形 淳一(おがた じゅんいち)
 
 平成26年を迎えて既に半月以上が過ぎてしまいましたが、まずもって皆さん
明けましておめでとうございます。私事では、昨年は初めて教育委員会で
お世話になり本当に貴重な経験をさせていただきました。今年は午年、駿馬とは
いきませんが失敗を恐れず常に子供たちのことを思い全力で一年を駆け抜けたいと
思います。今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
 今回は年の初めでもあり、1月6日の仕事始めの式で知事が述べられた所信を、
実際の仕事にどのように生かしたら良いのか私なりに考えてみたいと思います。
式の中で知事は今年1年「新生ふくしま」を着実に具現化し、力強く復興に向けて
駆け抜けていくとの決意を示されたうえで、課題に向き合う際に大切な視点として、
「スピード感」「現場主義」「俯瞰的視点」の3点を掲げられました。また、
仕事に取り組む姿勢について「明るい気持ちを持って」「縦割り意識を排し、
前例にとらわれず、変化を恐れず」職員一人一人が自らの役割を忠実に果たすよう
求められました。私たち教職員はこうした理念を常に頭に置いて、目の前の課題を
一つ一つ克服していかなければなりません。
 例えば双葉郡の中高一貫校の開校であれば、私は特に「現場主義」「俯瞰的視点」
「前例にとらわれない」の3点に気をつけたいと思います。開校に向け限られた
時間のなかで、生徒や保護者、地元市町村等から寄せられる前向きな提案、慎重な
意見、不安や不満に真摯に耳を傾け計画を練り上げる一方で、双葉地方の
復興に向けたグランドデザインや県の各種施策との整合性、さらには国の支援策を
効果的に取り込むこと等にも意を用いなければなりません。そしてなにより
前例を挙げて出来ない理由を整理するのではなく、解決策を導き出すために
チャレンジし、最後の最後までよりよい形を求め続けなければなりません。
 また、不祥事の根絶という課題であれば、特に「現場主義」「明るい気持ちを
持って」の2点に気をつけたいと思います。昨年学校を訪問させていただき、
教職員の皆さんを前に感じたことは一方通行の話の限界です。現場の皆さんの
思いや考えを聴くプロセスが不足していました。残念ながら現状では不祥事の
根絶を強く訴えることは必要不可欠なことです。しかし、あれをやってはだめ、
これをやってはだめという話だけでは組織全体としてのモチベーションは下がる
一方だと危惧しています。震災後、困難にもめげずがんばってくれている
子供たちのために何をしなければならないのか、思いをぶつけ合い前向きな
議論をし着実に成果をあげる。そして当然の結果として不祥事は根絶されている。
そんな好循環に入れるように知恵を絞っていきたいと思います。
 知事の所信をどのように実際の仕事に生かすのか私なりの思いを述べて
きましたが、大切なことは教職員一人一人が自らに与えられた課題に真摯に
向き合い、様々な視点から対応策を再点検することです。検討の引き出しが
増えれば増えるほどより効果的な対応策が導き出せるはずです。
 今年も組織一丸となって力を尽くし、子供たちにより良い教育環境が
提供できるよう着実に前進していきましょう。
 
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◎リレーエッセイ

 「平成25年度国際交流事業、オーストラリア連邦の教育事情視察に参加して」
         
             県教育委員会委員  境野 米子(さかいの こめこ)

 全国都道府県教育委員長協議会では、わが国の初等中等教育における児童・
生徒のさらなる学力向上や教員の資質の向上の取り組みなどのヒントを見出すべく、
オーストラリア連邦の教育行政機関や学校などを視察・調査しました。
 平成25年9月14日から21日まで、会長の木村猛を団長に、静岡県の
高橋尚子委員長、香川県の藤村育雄委員長等と共にその貴重な視察に加えて
いただきました。視察先は、教育現場である小学校、中学校、高等学校、
特別支援学校に加え、オーストラリア政府教育省、ニューサウスウェールズ
(以下NSW)州教育コミュニティ省、NSW教育委員会、NSW教員機構、財団法人
自治体国際化協会シドニー事務所、在オーストラリア日本大使館などと多岐に
わたりました。それについての詳しい報告書がまとまり、1月20日に開かれる
全国都道府県教育委員長協議会・全国都道府県教育長協議会の席上で報告させて
いただきました。ここでは、個人的な感想、とりわけ印象深かったことなどを
まとめてみました。
(1)英語教育について
(2)国のアイデンティティ
(3)全国統一学力試験の公表について
(4)児童生徒の学力向上について
(5)教員の資質能力の向上について
(6)いじめについて
(7)募金活動

【編集者より】
 視察の詳細についてお伝えしたいのですが、編集の関係上、メールマガジンの
本文ですべて御紹介することができません。
 オーストラリア連邦の教育事情視察の詳細は、下記を御覧ください。

 「平成25年度国際交流事業、オーストラリア連邦の教育事情視察に参加して」
  (PDFファイル)
→ http://www.pref.fks.ed.jp/mailmaga/backnumber/2013/20140120essay.pdf

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◎お薦めの一冊コーナー

 このコーナーでは、福島県立図書館司書のお薦めの一冊を御紹介します。

○おすすめの一冊
 『こんな家にすんでたら』 ジャイルズ・ラロッシュ/作 千葉茂樹/訳 
                                   2013 偕成社
 時代も地域も様々な15の家々を紹介している絵本。支柱の上に建てられた家や
屋根に玄関がある家など、不思議な構造の謎を気候や生活形態、時代背景などから
分かりやすく説明しています。秘密基地のようなツリーハウスも紹介されており、
もしもこんな家にすんでたら、という想像を働かせる楽しさを教えてくれます。
(県立図書館司書 H.H)

 
  県立図書館024−535−3218
  http://www.library.fks.ed.jp/

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◎学校自慢コーナー

 このコーナーでは、各学校の特色ある取組を御紹介します。詳しい内容を
県教育委員会のホームページで紹介していますので、御覧ください。   

○『「米と文化」のふるさとに学ぶ』
                         湯川村立勝常小学校

 「米と文化の里」湯川村の西部に位置し、自然環境や文化的環境に恵まれた
勝常小学校。明治6年に開校し、今年度は開校140周年記念の年、学校の
シンボルでもあった名誉村民で本校出身の故佐野文夫氏の「牧童」のブロンズ像の
除幕式も行われました。96名の元気な児童が、地域のみなさんに支えられて
生き生きと学校生活を送っています。
 
  湯川村立勝常小学校の学校自慢のページへ
→ http://www.pref.fks.ed.jp/school/aizu_s/s_yugawa_syoujo1401.pdf  
  

○『独歩の力・信愛の心・協働の手』

                         伊達市立桃陵中学校

 本校では、困難を自ら解決し、お互いを認め合い、助け合い、補い合って
活動することができるような「豊かな人間性と社会性、確かな学力を持つ生徒」の
育成を目指し、日々教育活動を進めています。

  伊達市立桃陵中学校の学校自慢のページへ
→ http://www.pref.fks.ed.jp/school/kenpoku_t/t_date_toryo1401.pdf
  伊達市立桃陵中学校のホームページへ
→ http://www.schoolweb.ne.jp/date/toryo-j 
  

○『自らの判断で自らの命を守る行動力と助け合いの心の育成を目指して』

                         福島県立石川高等学校

 平成23年3月に発生した東日本大震災から、非常時に自らの命を守るためには
自らが判断して冷静に行動する力が大切であること、お互いに助け合う心が
重要であることを私達は学びました。本校では、この教訓を踏まえ、生徒たちに、
いかなる状況下においても冷静な判断・行動ができるよう、さまざまな教育活動を
通して「自ら判断し自らの命を守る力」と「助け合いの心」の育成に努めています。

 福島県立石川高等学校の学校自慢のページへ
→ http://www.pref.fks.ed.jp/school/kentyu_k/k_isikawa1401.pdf
 福島県立石川高等学校のホームページへ
→ http://www.ishikawa-h.fks.ed.jp/


○『読書活動 〜ことばの獲得をめざして〜』

                    福島県立聾学校福島分校

 本校では、保護者や全国おもちゃの図書館連絡協議会の協力のもと、読書活動を
通じたことばの獲得をめざしています。「本がそこにある環境」を整えるため、
図書ボランティア(保護者主体)が、子どもとともに図書コーナーの整理や
図書貸し出しの補助をしています。また、「本に親しむ素地作り」のため、
手話学習会(保護者主体)や全国おもちゃの図書館連絡協議会の皆さんが、紙芝居や
絵本の読み聞かせを行っています。
 高学年の子どもたちが登校後に読書をしたり、自ら低学年の子どもたちに紙芝居の
読み聞かせをしたりする姿も見られるようになってきました。
 今後も、読書活動の充実を図り、子どものことばを育てていきます。

 福島県立聾学校福島分校の学校自慢のページへ
→ http://www.pref.fks.ed.jp/school/kenpoku_k/k_rou1401.pdf
 福島県立聾学校福島分校のホームページへ
→ http://www.fukushima-sd-fukushima.fks.ed.jp/


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☆☆お知らせ☆☆
 
 新しい年がスタートしました。本年も昨年に引き続きメールマガジンを
御愛読のほどよろしくお願いします。さて、ここからは1月のお知らせコーナーです。
   
◎県立郡山萌世高等学校からのお知らせ
 ○平成26年度県立郡山萌世高等学校定時制課程科目履修生募集
   郡山萌世高等学校では、生涯学習社会の実現に寄与するため、身近に
  利用できる学習施設として広く地域の社会人に開放することを目的とし、
  科目履修生を募集します。
   出願方法、経費、選抜方法等、詳細については郡山萌世高等学校の
  ホームページを御覧ください。
 
 履修科目 2単位の科目:45分授業×週2回
        4単位の科目:45分授業×週4回
 募集定員 定時制課程昼間主コース若干名
 出願資格 一般社会人(学習意欲が旺盛で、向上心に富む者)
 出願期間 平成26年2月17日(月)〜2月21日(金)

   県立郡山萌世高等学校定時制課程 024−932−1767
   http://www.housei-h.fks.ed.jp/?page_id=34


◎県立美術館からのお知らせ
 ○近代洋画に見る夢 ― 河野保雄コレクションの全貌 展
   福島市で活動し、さきごろ亡くなった河野保雄(1936―2013)は、
  長谷川利行や関根正二、青木繁といった個性きらめく洋画家の作品収集で
  知られています。音楽評論家・文筆家としても活躍し、1990年から開いた
  「百点美術館」は、福島の文化サロンとしても親しまれました。本展では、
  河野の60年間にわたるコレクションの軌跡を約400点の作品で振り返ります。  
   期 間: 平成26年2月8日(土) 〜 3月23日(日)
   観覧料:一般・大学生800円、高校生600円、小・中学生400円
 ○美術館への年賀状展
   毎年恒例の「美術館への年賀状展」。福島県内の小・中学生のみなさんから
  お送りいただいた楽しい手作りの年賀状を、エントランスホールに
  展示しています。
   期 間:開催中〜1月31日(金)まで 
   会 場:美術館エントランスホール
   観覧料:無料
  
  県立美術館 024−531−5511
  http://www.art-museum.fks.ed.jp/

◎県立博物館からのお知らせ
 ○東北の伝承切り絵 ― 千葉惣次コレクションを中心にして ―  
   「神が宿る 紙の魔法」ともいうべき伝承切り絵に魅せられ、東北各地を
   めぐり集めた千葉惣次さんのコレクションを中心に展示します。
    期 間: 平成26年1月30日(木) 〜 3月27日(木)
    会 場: 福島県立博物館 企画展示室
    観覧料 :一般・大学生260円、高校生以下 無料  
   
    県立博物館 0242−28−6000
    http://www.general-museum.fks.ed.jp/

◎県立図書館からのお知らせ
 ○パネル展示「万世大路」の今昔(建設から現在、そして将来)
   「万世大路」は、明治初期に福島・山形県境に位置する栗子山を越えた
   近代的幹線道路です。当時の測量・土木技術の水準の高さと、
   福島米沢間の物流と文化交流、産業振興を支えた「万世大路」に関する
   パネルと関連資料の展示を行っています。
    期 間: 開催中〜2月11日(火・祝)まで
    会 場: 県立図書館 ロビー
   ※詳細はこちらをご覧ください。
     http://www.library.fks.ed.jp/banseitairo.pdf

   県立図書館 024−535−3218
   http://www.library.fks.ed.jp/

◎福島県文化財センター白河館「まほろん」からのお知らせ
 ○「まほろん冬まつり」
   火おこし体験の「もみぎりファイヤー」など、盛りだくさんの楽しい
  体験メニューを用意しています。
    期 間:平成26年2月16日(日) 10:00〜15:00    
    入館料:無料(体験によっては材料費をいただくものがあります)
   
   まほろん 0248−21−0700
   http://www.mahoron.fks.ed.jp/

   
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□■□ 編集後記 □■□
   新年明けましておめでとうございます。本年も本メールマガジンをよろしく
お願いいたします。
 先の震災や原発事故の経験を踏まえ、本県の各学校では、災害などの非常時に自らの
命を守るためにどう判断し、どのように行動するかを学ぶため、様々な取組が
進められています。
 避難訓練などは典型的な取組ですが、本号の学校自慢コーナーで紹介した石川高校の
ように外部講師を招いてスキルを学んでいる例もあります。
 ただ、災害は学校にいる時だけに起こるものではありません。どこにいても身を
守ることができるように、学校での取組が日常にも生かされなければなりません。
 例えば、お子様のいるご家庭では、学校での取組の様子を話題にしてみては
いかがでしょうか。そこから家庭ではどういうことをすればよいかを考えるきっかけに
なるはずです。そういう小さな積み重ねが、いざというときの備えになるように思います。
 
              教育総務課長 森下 平(もりした たいら)

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■配信の申込み等に関して
 配信の申込み、停止は次のページにてお手続きください。
 http://www.pref.fks.ed.jp/mailmagazine.html

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■このメールについて
 ・お問い合わせは、福島県教育庁教育総務課へお願いします。
  電話 024-521-7759
  メールアドレス k.kouhou@pref.fukushima.lg.jp
 ・このメールの再配信は御遠慮ください。
 ・このメールは携帯電話の形式には対応しておりません。

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 編集・発行 福島県教育委員会
 発行日 平成26年1月20日(月)
  http://www.pref.fks.ed.jp/
  e-mail k.kouhou@pref.fukushima.lg.jp

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